花見酒で再会

今回の曲：桜の季節/フジファブリック

もう桜の花も散りつつありますが、高校時代の同級生等数人で集まって花見をしました。
卒業以来会っていなかった人も居たりで、懐かしくもあり、楽しかったです。
やっぱりノリと各々の立ち位置はあまり変わらんもんですな。
…と言うかへんぴな地元まで来てもらってすいません。


16,7歳にとっては1年半という時間は大きなもので、
その空白と生じた時間のズレによって、たくさんの友人・人間関係を失いました。
どんな解釈の仕方でも、寂しく悲しかった事には違いありません。
発病するにしても数年遅ければ、などと考えた事はいくらでもあります。


しかし病気になって人生の時間がズレなければ、
昨日会った面々とは誰一人として知り合う事はなかったでしょう。
そう考えれば、あの時期に自分が倒れた事に意味を見出せる気もするし、
だから人生悪くない、少なくとも「面白いなぁ」と感じられます。


実感を得るまではどうしても時間が必要ですけど、
何らかの形で自然にこういう捉え方が出来る時は来るものだと思います。


絶望の中に希望を見出せ、なんて事はとても言えません。
そんな余裕もない状況だってあるでしょうし、個人的にはそんな無茶な、と。
でも、自身の中で何かを結論付ける事は、急がなくてゆっくりでいいんじゃないかと思います。
いや、自分にも言い聞かせてます（笑）




先日公開した以外で、今年撮った桜の写真をいくつか。

左：先日掲載した写真の夜。
中：同上
右：散った花びらが道を染めて、まさに桜道な感じ