萩はやはり良い所でした その１

今回の曲：BENEATH THE SKA MOON/DETERMINATIONS

結構前（3月29日/30日）の話になりますが、山口県萩市へ行ってまいりました。
目的は観光と祖父母へ会いに。

萩市は母方の田舎なのです。
そんなわけで自分は何回も行っているのですが、最後に行ったのは発病する直前の夏。
かれこれ15年前。

今回行く事になったきっかけは色々あります。
結婚した事もそうですが、その結婚式の際に祖父母には15年ぶりに会った際、
自分の身体の事で、自分の考えている以上に心配をかけていたのだと痛感しました。
だから健在のうちにまた行こうと。
元々萩は良いところだとは十分知っているので、いつかまた行こうと思っていた事もあり、
この度は良い機会だと思って実現しました。


28日、仕事を終えて夜行バスにて出発。
過去にも乗った事のある夜行バスなのですが…広くなったかな？
自分が痩せたからかもしれない。などと思いつつ。
翌朝、萩バスセンターからすぐにそのまま祖父母宅へ到着。
（バスセンターから徒歩数十メートルなのです）

母の実家は楽器屋と音楽教室を営んでおりました。
今回15年ぶりに訪れてみると、随分すっきりした印象でした。
お店は15年前ももう営業していませんでしたが、楽器はところ狭しと並んでいた記憶があります。

祖父はかつて本も出版した事があるらしい大正琴の奏者でした。
戦後、アコーディオンなんかを弾いてまわって販売したりで随分稼いでいたそうで。
（演奏してまわって音源を売るのではなく、楽器を売るというあたりが時代を感じます）
自分が物心ついた時も、大正琴教室とピアノ・エレクトーン教室はまだ現役でした。
人にものを教える立場だった事と、戦時中は憲兵だった事とあって厳しい祖父でしたが、
今現在は少し痴呆気味もあって随分丸くなってます。

そんなこんなを少し寂しく感じながらも、店の上の家は記憶のままで懐かしかったです。

朝食と挨拶を済ませ観光に出発です。
二日間にわたって伯母夫婦に案内してもらいました。大変感謝。

続く