パンスト

今回の曲：あいつによろしく/Your song is good

体験記にも少し書いてある事なのですけど。

昔入院してた時、退院していく時に置き土産としてパンストをくれたおっちゃんが居ました。
商品の袋そのままでポンと置かれてたなぁ…
何故パンスト？

1.よく世話をしに来てくれていた母が大変そうだったから、その母に

2.当時の自分は全裸にタオルだけかけていた状態だったため、せめてこれでも履きなさい

3.思春期の男の子がこんな所で身動き取れずに…これを使って妄想をかきたてて（略

理由は解らないけど、今生の別れにパンストとは。
ちょっと変わった感じの人ではあったけど。

でも恩人なんですよね。
自分がこっそりスパ王を食べようとして喉に詰まらせて本気で死に掛けていた時、見つけてナースコールしてくださいまして。
（うどん食べられるようになったからスパゲティなんて余裕やん、なんて考えた俺が馬鹿でした）
スパゲティもトラウマにならずに、今ではむしろ毎日パスタ食えるくらい大好物だ。
パンストおじさんが居て、今の自分が居る。
パンスト イズ マイライフ。
今度は自分が次代を担う若人にパンストを贈ろう。
あのおじさんのように、机の上にパンストを置いて颯爽と去る。
そうして想いは受け継がれ、歴史は紡がれていくに違いない。


なんか色々書いてみたけど、貰ったパンストの色すら正確に覚えていなかったり。
遺言とか今生の別れとか勝手な事も言うてますが、今もまだご存命かもしれないんですけどね。
恩人に向かってなんて失礼な事ばかり書いてるんだ。


※パンストはこの後スタッフがおいしくいただきました